2022年12月3日土曜日

サッカーワールドカップに思う

 


あっという間に12月だ。

ワールドカップ、盛り上がってます。

基本、野球小僧の自分は、サッカーは代表戦しか見ません。

はい、「にわか」ってやつです。

でも、にわかなので、勝った負けたで一喜一憂しません。

嘘、勝ったら嬉しいです、もちろん。

でも、負けたからと言って文句は言いません。

監督の采配や選手のプレイについて意見もしません。

自分が門外漢だから。

にわかファンの「てのひら返し」というニュースを見たので。

のっけから、そんなこと書いてみました。

「にわか」だからと言って、ひとくくりにしてほしくない(笑)

で、今回のワールドカップ。
 
いつになく、日本戦以外も見ています。

たまに、ですけど。

で、日本戦は。

ドイツ戦、観ました。勝ちました。

コスタリカ戦、観れませんでした。負けました。

スペイン戦、観ました。勝ちました。

・・・ということは。

次のクロアチア戦、観ないわけにはいきません(笑)

ちょっとここまで振り返ってみると。

予選を辛うじて勝ち抜いた日本。

監督の采配や選手起用について、かなりバッシングがありました。

でも、自分はそういうときこそ。

何かしでかすのではという期待を抱いていました。

グループがE組に決まり、スペインとドイツと一緒。

半ばあきらめムードが漂いました。

コスタリカに勝って、どちらか引き分けて、2位通過が精一杯。

でも、そんなのやってみないと分からない。

後出しジャンケンみたいに思われるかも知れませんが。

ぼくは、ドイツにも勝てるような気がしていました。

前日に、サウジアラビアが、アルゼンチンに勝ったのもそう。

結果的に、前半PKで失点、後半逆転。

まったく同じシナリオが再現されました。

ドイツに勝ったことを、「ドーハの奇跡」という報道がありました。

でも、ぼくは全然奇跡だとは思いませんでした。

ボールの保持率含め、戦力的にはドイツが圧倒的に上。

10回やったら、9回負けるような感じ。

でも、1回は勝てる。

その1回は全然奇跡じゃない。

10回やって10回負ける。

勝率0%で勝つことを奇跡というのです。

日本が流れの中で点が取れるようになりました。

大きな進歩だと思います。

試合後の選手や監督のインタビューをみても。

ドイツに勝ったからと言って浮かれている印象は僕には感じられませんでした。

下馬評がどんなに低くても、チームは本気で勝ちに来ている。

そんな印象を受けました。

そして、2戦目がコスタリカ、初戦でスペインに7失点で大敗したチーム。

国内には楽勝、決勝進出確信というムードがあったと思います。

だけど、そんなに簡単にはいかないだろうという思いでいました。

選手たちに決して油断はないだろうけど、相手のあること。

もちろん、悪くても引き分けの勝ち点1を望んでいましたけど。

でも、結果は、惜敗。

ぼくは観ていないので、細かいことは知りませんが。

選手を入れ替えた監督の采配や、選手のプレイに対して。

ひどい非難中傷があったようです。

それは、誠に残念なことです。

もちろん、負けたことは残念ですが、敗退が確定したわけではありません。

にも関わらず、予選最終戦がスペイン相手というだけで。

なんとなく敗退の予感という雰囲気に包まれました。

でも、ぼくは、逆にチャンスがあるのでは?と思っていました。

これは、後出しジャンケンじゃありません。

別のSNSの知人の投稿に対して、日本がスペインに勝つとコメントしてます。

まぁ、それは根拠のない希望的観測ではありました。

試合が始まって11分で失点したときは、終わりかとも思いました。

でも、全然ボールを持てなかった前半を1失点で切り抜けたとき。

また希望が湧いてきました。

そして、後半開始早々、歓喜のゴールラッシュ!

VAR判定が、全世界で物議を醸していますが。

ルールに則ってやっている以上、あれが事実。

逆の立場だったら、もちろん不平不満はあるでしょうが。

第三国にどうのこうの言われる筋合いはありません。

ま、自分も、あれは出てたと思っていましたけどね。

ぬか喜びは精神的ダメージが大きいので、そういうとこはネガティブ思考。

しかし、本当に劇的なことでした。

何より、その後、40分以上もスペインの反撃に耐え忍んだこと。

それがすべて。

スペインは、ベスト8でブラジルと当たることを避けて。

敢えて2位で通過したという陰謀論なんてのもあるようですが。

そもそも、ブラジルがF組1位はまだ確定していない。

そりゃ、そうなる可能性が極めて高いとは言え。

決まってもないのに、そういう報道の仕方はどうかと思う。

そして、スペインの立場からしても。

弱小の極東の島国に負けるなんて、親善試合でも許されないだろう。

それが、優勝経験のある強豪のプライドだったと思います。

その中で、耐え忍んでの勝利。

アディショナルタイム7分の何と長いこと。

でも、そこで、勝ちきったところで。

前回W杯の、ベルギー戦を乗り越えたとぼくは思いました。

二転三転したドイツ対コスタリカ戦。

ドイツが終盤逆転して、2点差をつけました。

もし、日本が追いつかれたら、敗退。

途中、コスタリカにリードを許したドイツ。

あわやスペインともども予選敗退の危機となりました。

でも、そこからがドイツのプライドと本領発揮。

自分達にできること全てをやっての2点差。

これまでの日本だったら、スペインに失点を喫して。

ギリギリのところで決勝進出ならず、というところだったと思います。

「ドーハの悲劇」から30余年。

ぼくはこの「悲劇」という言葉が嫌いです。

だけどそのドーハで、今回の結果は、やはり劇的だと思いました。

でも、繰り返しますが、奇跡じゃありません。

実力で、堂々とE組1位を勝ち取りました。

本当に、おめでとうございます。

次はクロアチア戦、とんでもない強豪です。

でも、ドイツ、スペインほどのネームバリューがないからか。

なんとなく、ここには勝って、史上初のベスト8という雰囲気もまた漂ってます。

そんなに甘くない。

ブラジルがベスト8とも決まってない。

一喜一憂しないというのは代表が一番分かっているはず。

クロアチア戦は決して簡単じゃないけど。

結果によってはこの先。

ベスト8が目標だと言っていましたが。

誰もが驚くような結果に繋がっていくのでは?

そういう期待を抱いています。

ふー。

サッカーのことについてこれだけ熱く語ったのは始めてのことかも知れない。

そろそろ寝よう、おやすみ。

次に目が覚めたときには、ブラジルの結果が出てるでしょう。

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