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2022年12月30日金曜日

映画鑑賞17「Dr.コトー診療所」

 


今年は映画をたくさん観ようと思っていたけど。

結局、あんまり観れなかった。

いや、観なかった。

劇場に足を運んだのは、全部で4回。

これは、ここ数年ではかなり多い方。

昨日、「Dr.コトー診療所」を観て来た。

テレビドラマ化された当時、夢中になって観ていた。

だけど、続編は途中から観なくなった。

それぞれ放映された当時(2003年と2006年)の。

自分の生活の状況が異なっていたこともあったけど。

昨日、映画を見て来て、それだけではないことが分かった。

はっきり言って、続編は自分には響かない内容だったのだ。

映画の前半は、島の風景や登場人物に懐かしさがあり。

それなりに、楽しめた。

だけど、後半、クライマックスに近づくにつれて。

エピソードを過剰に盛り込みすぎたり。

不自然な演出で、どんどん心が離れていった。

もともと、荒唐無稽な話ではあるけれど。

ちょっとやりすぎな感じがした。

多分、テレビシリーズの最初のクールでは。

リアルの延長、ぼくにとってはギリギリのところ。

そういうエピソードや演出が楽しかったのだと思う。

だけど2作目では、きっとぼくには合わない所が多くなっていたのだ。

つまり、面白くなくなったから観なくなった。

ただ、それだけ。

監督も脚本家も変わっていないし、原作も読んでいないので。

もともと、そういう話だったのか、方向性が途中で変わったのか。

または、ぼくの意識の中に変化が起きたのか、それは分からない。

だけど、映画やドラマを観るとき。

ぼくには、昔から「作り物でしょ」という。

どこか、冷めた視点を持っているところがあった。

作品にのめり込めない訳ではないけれど。

そう言う意味では、ぼくの心に残っている作品は。

実写版よりも、アニメの方が多いのかも。

(多いと言っても当者比、実際は極僅か)

まぁ、とにかく、この作品は自分にとっては満足できなかった。

ラストシーンも、申し訳ないけど興醒め。

それでも、劇場に行って損したとは思わない。

かつて夢中になって観た作品。

キャストも、それぞれ個性的でみな好きだった。

その作品が16年ぶりに映画化されるということで。

とても嬉しくなったし、絶対に観たいと思った。

楽しめるか、がっかりするかは、実際に体験するしかない。

ただ、正直、正規の料金で観たのは失敗だったか。

前日、水曜ならもっと安く観れたと思うと…苦笑い(笑)。

料金と言えば。

これは、Dr.コトーとは関係なくなるのだけど。

映画館の仕組み?に一言物申したい。

上映開始時刻になってから、延々と繰り返される動画たち。

他の映画の宣伝と、マナーの注意喚起。

あれ、何とかなりませんか?

開始時刻前に、いろんな動画が流れているのは良い。

だけど、昨日の場合、開演時刻が午前10時となっていて。

午前10時から、関係のない上映が約10分。

その間、配給会社のオープニング映像が流れること数回。

あの映像は、本編開始の合図ではないのか?

その都度肩透かしをくらって、がっかりして。

せっかく楽しみにしていたのに、開演前にストレスが溜まる。

館内の案内によると、映画の上映時間は2時間25分。

映画が終わったのは、12時25分。

つまり、宣伝と注意の時間の10分が上映時間に含まれている。

それって、おかしくないですか?

なんで、金を払ってるのに、宣伝を観なくてはいけない?

きっと、昨日の映画館だけではないと思う。

映画館ってそういうものだとも思っていたけど。

それって、おかしなことだと思う。

民放で映画やドラマ、他の番組でも良いけど。

途中でCMが入って、イライラするけど、あれは仕方ないと思える。

だけど、有料配信だと宣伝がないのが当たり前。

なのに、映画館では金払って、観たくもない物見せられる。

もしかしたら、他の映画の宣伝で。

興味が広がって良いという意見もあるかも知れない。

その気持ちが分からないでもないが。

自分はあくまでも、本編が観たくて劇場に足を運んでいる。

当然、上映開始時刻に間に合うように足を運ぶ。

それまでに、どれだけ宣伝が流されていようが気にはならない。

だからせめて、上映開始時刻は本編の開始時刻であってほしい。

もしくは、本編開始時刻を明記してほしい。

昨日で言えば、あの10分のイライラがなければ。

本編後半の展開に対するぼくの捉え方も。

多少は違っていたかも知れない。

2022年9月20日火曜日

映画鑑賞16「銀河鉄道999」 やさしくしないで

 先日(9月18日)のこと。

テレビのBSで劇場版「銀河鉄道999」を放送するというのを。

当日の朝に知って、慌てて視聴予約。

その昔、大好きでVHSを所持していた映画。

ザ・男のロマン。

こういう言い方をすると、現代ではややこしくなるのか。

テレビの字幕でも、1979年制作で。

現在には不適切な表現があるが当時を尊重云々の字幕。

いちいちコンプライアンスがどうね、面倒だ。

松本零士作品が大好きなのだが。

この映画は、オールスター、総集編という感じ?

キャプテンハーロックも、トチローも、エメラルダスも登場。

野球漫画なら、水島新司の「大甲子園」的な?

球道くんがハーロック。

トチローがダントツ。

エメラルダスが一休さん、そんな感じ。

そんな、大好きな映画だったのだけど。

もう10年以上観ていなかったら、かなり忘れていた。

ところどころ、「こんな展開?」と。

中身を確認、思い出しながら鑑賞。

ここらへんが、映画への思い入れとして。

「カリオストロの城」や「ラピュタ」と違う。

違う、そうじゃない。

カリオストロの城、ラピュタは子どもの頃から繰り返し観たんだ。

999は、子ども頃に観たけど、テレビで1回きり。

あまり覚えてなくて、VHSで買ったのは成人してから。

記憶としての刻まれ方が違ったんだ。

で、999。

時代を感じさせる。

これは、仕方がないのだがしかし。

銀河超特急が宇宙を旅する時代に。

大富豪が、現金でパスを購入するという…。

クレジットカードに電子マネー。

そういうところでは、時代は予想より早く進んでる?

あと、鉄郎。

「泥棒みたいな真似したのは良くない」って。

キミがしたことは、正真正銘「泥棒」ですから。

しかも、自分のワガママに年端もいかない子を巻き込んで。

それ、いけません、絶対。

あ、いや、好きですよ、999。

好きなんだけど、鉄郎はあまり好きじゃない。

ドジでおっちょこちょいなのが良さなのだろうけど。

あ、分かった。

劇場版の鉄郎の顔が好きじゃないんだ。

なぜかTV版と違う顔。

トチローみたく、三枚目だから良いんですよ、鉄郎。

中途半端に美少年化されてますよね、不細工なときもあるけど。

なんか、今回は細かいところばかり気になった。

停車駅では、その惑星の1日分。

土星の衛星タイタンだと地球時間で16日ちょっと?

メーテルを助けに行く鉄郎が。

トチローのお母さんに保護されて。

どれぐらい眠っていたかは分からないのだけど。

相当長い時間、アンタレスのところに行ってたはず。

タイタンの時間で日暮れに帰ってきた。

仮にタイタン時間で3時間だとしたら。

地球時間に換算すると48時間超!

まる二日間不眠不休で活動?

いや、放送されていない間にしっかり寝ていたのか。

・・・ごめん。

何度も言いますが、好きです、銀河鉄道999。

トチローやエメラルダス、ハーロックのカッコよさは言うまでもない。

アンタレスの男気も良し。

しかし大勢の子どもを残して死ぬな。

あ、それから、どうやってタイタンから来た?

なぜ、トレーダー分岐点に時間城があると知ってた?

エメラルダスがわざわざ教えたの?

そんでもって、「メーテルに気をつけろ」って。

知ってたなら、どうしてあのとき解放したの?

あ、後から知ったのか。

このへんは、原作をしっかり読んでないので分からない。

いずれにしても、いろんな人を巻き込む鉄郎。

そこが、少年の成長物語。

突然だけど、クレアさんが不憫。

シャドーは怖いだけだけど。

プロメシュームは、言わずもがな。怖すぎる。

で、今回、何よりも胸を打ったのがリューズさん。

彼女の歌、沁みましたわ。

子どもの頃は、まったく分からなかった。

ただ、辛気臭い古い歌、場面の演出が長いって思った。

十数年前にVHSで観た時は、それなりに沁みた。

でも、まだよく分からなかった。

劇中で涙する中年達が、どこか哀れでおかしかった。

そして今回。

自分はそちら側にいた。

だから、調べてみたよ。

「劇場版 銀河鉄道999 挿入歌」って。

そしたら、分かりました。

かおりくみこさんの「やさしくしないで」

作詞:中原葉子
作曲:中村泰士
編曲:青木望
発売:1979年(昭和54年)8月1日

Youtubeには、御本人視聴の映像もありました。

凄い時代です。

本当に沁みますね。


最後の疑問。

メーテルを冥王星に見送ったとき、鉄郎はどこにいたの?

地球?

だとしたら、メーテルは…。

惑星メーテルから冥王星を通り過ぎて地球まで鉄郎を見送って。

それからまた冥王星に戻ったってことなのかな?

なんと、律儀な。

と、それより、どうして二人は復路の便に乗れたのでしょう?

規則命の車掌さん、メーテルは知りませんが。

少なくとも鉄郎のパスは片道切符だったはず…。

え、野暮なこと言うなって?

銀河鉄道にも、有事の際は人を救助する特例があるかも知れない?

ま、そういうことにしておきましょう。

銀河鉄道999 素晴らしい作品です。

ここまで言っておいて今さら?ですけど。

ちなみに、25日はまた続編がオンエア予定だそうです。


映画鑑賞15 「ロッキーVSドラゴ」

少し前の話になります。

編集しようとして、かなり放置していました。(9月20日公開)


ロッキーⅣのリメイク。

コロナ禍、スタローンが持て余す時間の中で。

映像をすべて見直し、42分も変更。

 当時の自分は小学生。

劇場で観ることはできなかった。

新たにロッキーVSドラゴとして生まれ変わった本作品。

アメリカでは1日のみの上映?

日本でもだいたいどの劇場でも一週間ほど。

せっかくの機会なので観てきた。

前作は、地上波で一回ぐらいしか観てない。

でも、ストーリーは何とか覚えてる。

前作3で衰えとそこから逆襲のロッキー。

それを支える盟友アポロ。

アポロの葛藤。

ソ連のエリートボクサーがプロに殴り込み。

何故か、引退したアポロが戦うことになる。

アポロ死ぬ。

ロッキー奮起。

単身ロシアに乗り込んで激勝。

まぁ、分かりやすい展開。

そこに、当時の東西冷戦の構図。

ロシアのドーピングへのアンチテーゼ。

いろんなものが見え隠れしてたけど。

これが、今現在。

ロシアのウクライナ侵攻の時代に復活。

いろいろと思うところがあった。

自分自身は42分間の映像の差し替えは認識できないけど。

短い時間の中に、ぐぐっと凝縮された印象。

ロッキーは、やっぱり胸が熱くなる。

何より、音楽がどれも素晴らしい。

自分は、小学校6年生のときだったかな?

輸入盤のサントラをカセットで千円で買って。

それこそ、擦り切れるぐらい聴いていた。

映像よりも、音楽が耳にこびりついている。

なので、そのシーンを確認できるだけで胸アツ。

ストーリーはツッコミどころ満載ですが。

ロッキーはそもそも勧善懲悪…じゃないか。

アメリカンドリーム満載、細かいことは言いっこなし。

何より、少年時代に体験できなかったこと。

ここにきて、ひとつ夢がかなった気がした。

まぁ、観ておいて良かったかな。

2022年8月20日土曜日

映画鑑賞14「荒野に希望の灯をともす 医師・中村哲 現地活動35年の軌跡」

 


久しぶりのブログ更新となってしまいました。

あらためて、何かを継続してやることの難しさを感じます。

ブログなんてのは、誰かに頼まれてやっているわけでもないのに。

また、書くことができない理由があったわけでもなく。

書きたい内容がなかったわけでもなく。

ただ単に、自分の気持ちがここに向かなかっただけ。


でも、ようやくブログを書く気になった出来事がありました。

これまた、久しぶりとなった映画鑑賞。

ふとしたきっかけで知った、中村哲医師のドキュメンタリー。

中村医師のことは、もちろん知っていました。

医師なのに用水路の建設に身を粉にして尽力した方。

最期、現地で非業の死を遂げられた方。

自分の知っている情報は、ほぼこれだけ。

その多くは、ネットニュースで仕入れたもの。

写真とテキストによる情報がそのほとんど。

自分は、中村医師のお声すらほぼ記憶にない。

調べてみたら、それほど遠くないところで上映中。

この機を逃してはいけない、と初めての映画館に足を運ぶ。

平日の昼間だが、4〜50人ぐらいいるだろうか。

時間帯もあるだろうが、シニア世代が多い。

この映画に関する興味関心の問題もあるかも知れない。

映画は、谷津賢二監督が21年間追いかけた中村医師の記録。

中村医師の著書やインタビューの言葉を中心に話が進んでいる。

ほぼ、時系列通りの編集。

造り手として、伝え手としての思いは沢山あるはず。

だけど、必要以上に感情移入させることなく。

淡々と話が進んでいく。

以下、ネタバレを含みます。








まだ幼いご子息を亡くされていたことは存じませんでした。

ご子息の死を通して、さらに人々の気持ちが理解できたと。

2001年の国会への参考人招致。

アフガニスタンの窮状を訴えたものの、その声は届かず。

政府のくだした結論は、アフガニスタンへの経済制裁。

テロの報復を行うアメリカに追随せざるを得なかったのか。

現地で用水路を建設する中村医師達の上を戦闘機が飛ぶ。

中村医師は言う。

彼らは人を殺すために空を飛ぶ。

我々は、人を生かすために地面を掘る。

数々の苦難を乗り越え、大河から水が引かれる。

大地に農作物が戻ってくる。

人が生かされる。

これは、空からでは見えないのだと。



この映画にコメントを寄せた著名人の多くが。

政治家をはじめ、世界中の人が見るべき映画だと声を揃える。

自分も、心からそう思う。

自分自身、中村医師のことは、前から存じていた。

海外で、素晴らしい活動をなさる医師がいると。

だけど、ただ、それだけ。

2019年に凶弾に倒れたニュースが駆け巡ったときはショックだった。

だけど、ただ、それだけ。

今回は、映画の存在を知り、初めて自分で行動した。

映画を観た。

だけど、ただ、それだけ。

・・・としてしまってはいけない。

なので、まず最初にできる小さなこととして。

SNS等を使って、この映画の存在を広めることから。

それだけでは、何の役にも立たないだろうが。

何もしないことには始まらない。

そして、本当に大事なのはこれから。

映画を通して、新たに自分の中に芽生えた感情。

これを、これからどのように生かしていくのか。

あれこれと考えすぎてもいけないとは思うのだが…。

「荒野に希望の灯を灯す」公式サイトは下記より。


2022年7月24日日曜日

映画鑑賞13「夏への扉ーキミのいる未来へー」

 1日一本観ようと思っていた映画鑑賞。

途中、車旅を挟んでいたとは言え、全然できていない。

戻ってきてから10日以上経つが、その間に観たのは1本。

今は世界陸上に夢中(笑)

陸上ってこんなに面白かったんだ!

映画は、やっぱり無理のない範囲にしておこう。

さて、鑑賞後感想も書かずに放置していた一本は…。

「夏への扉ーキミのいる未来へー」(2021年・日本)

これは、もともとSF小説の名作が原作。

原作は1956年、アメリカのロバート・A・ハインラインが発表。

時間旅行ものの古典とされる。

知人がプレゼントにくれて、読んだことがあった。

一度読了しただけで、細かいことはあまり覚えてないのだけど。

読んだ当時で60年以上も昔の作品。

どうしても矛盾点とか、そこが気になってしまった。

それと同時に、そんな昔に素晴らしい想像力、とも思った。

さて、そんな作品が、現代日本に舞台を変えて、どう再現されるのか。

正直、前半はつまらない・・・と言うか、苦痛でしかなかった。

仕方ないこととは言え、前置きが長い。

だけど、間違いなく訪れる展開を期待して観続ける。

先に時間が分かっているので、時計の針との戦い(笑)

ロボットが出てきて、ようやくメリハリが出てきた。

一気にストーリーに疾走感が出てきた。

ハッピーエンドのラストは知っているけど。

そこをどう描くのかが、最後の自分の興味。

果たして、「良い感じ」だったと思う。

「名作」と言われる原作を、時代も国も異なる中で。

映像作品として作り上げるチャレンジスピリッツ。

これは素晴らしいことなのだろうと思う。

ただ、映画のサブタイトルは必要なかったんじゃないだろうか???

2022年6月26日日曜日

映画鑑賞12「最強のふたり」

 今回は初めてのフランス映画、2011年作品。

実話を元にして作られたという作品。

身体障害者の大富豪と、スラム街の黒人青年の友情物語。

人種も年齢も地位も何もかもが正反対。

主人公の黒人青年の味がとても良かった。

全身不随の男性の演技も見事。

てっきり、本当に付随なのかと思ってしまった。

難しい性格ゆえに敢えて、人が敬遠するような人物を採用する雇い主。

ストレートな物言いと振る舞いで、一見ならず者の青年。

奔放に見える言動なのに、なぜか人々を魅了していく彼。

大富豪との友情だけでなく、多くの人々を巻き込む人間力。

作り物でないというところが、良い。

そう言えば、以前に観た「グリーンブック」

あれは、黒人の雇い主に白人の使用人の友情という逆の設定。

あれも実話らしいけれども。

白人と黒人の関係って、そうそう簡単なものじゃないんだろうな。

もちろん、日本にだって人種差別はある。

日本人は、差別する側でもされる側でもあると思う。

でも、人種差別というか、異なる民族や人種間における諍いは。

必然とまでは言わないものの、ある意味仕方ない部分もあると思う。

日本の場合、同じ民族同士の中において。

ひどい差別を行ってきた残念な歴史がある。

自分は差別問題を語れるほど勉強しているわけではないけど。

時代背景も含め、歴史を知ることはとても大事だと思う。

映画を良いところを観て、楽しむだけでも構わないけど。

どうして、スラム街が生まれたのか。

どんな関係がそこにあったのか。

そこから何を学び、今後どうしていくべきなのか。

自分には遠く、関係のないような世界の話のようでも。

何かをきっかけに、感がられるようになると良いと思った。

2022年6月23日木曜日

映画鑑賞11「フィールド・オブ・ドリームス」

 久しぶりの映画鑑賞となった。

1日1本という目標を掲げたものの、なかなか続かない。

ま、誰のためでもないものなで。

自分のペースで無理をしない。

映画も、ブログも。

さて、今回観たのはケビン・コスナー主演。

1989年アメリカ作品。

「フィールド・オブ・ドリームス」

名作中の名作と言って良いでしょう。

日本公開当時、自分は高校生。

劇場で観ることはできなかった。

大学時代、レンタルビデオ借りて友人宅で観たのだが。

その日3本目の映画ということもあり。

自分は撃沈、そのほとんどを寝てしまったのだった。

以来、観ることのないまま四半世紀が過ぎて。

ようやく本日鑑賞。

有名な話なので、何となくストーリーは知っていたし。

去年だか、トウモロコシ畑でメジャーリーグの試合が行われたことも。

ブラックソックス事件とか、アメリカの「60年代」とか。

歴史的な背景を知らないと楽しめない部分もあるけれども。

「親子」「家族」をテーマを「野球」を通して描く。

主人公も良かったけど。

この映画は奥さんが素晴らしい。

娘さんもとってもキュート。

トウモロコシ畑側に行く、テリーもカッコいい。

今回も涙ボロボロ流して鑑賞(笑)

2022年6月15日水曜日

映画鑑賞10「劇場版 からかい上手の高木さん」

久しぶりに映画館に足を運んだ。 

なんと、アニメ。

「劇場版 からかい上手の高木さん」

実は、、、好きなんです。

このほのぼのとした平和な感じ。 

 「ニヤキュン」すなわち、にやっとしてキュンとするこの漫画。

結構、中毒者がいるようです。 


前売り券の特典のファイルと、来場特典のコミック(左)
いろいろ充実してますが、肝心の本編が73分。

正直、物足りない!感じです。
もっと、いろんな伏線が観たかった。
でも、良い話だったし、ラストもとても良かった♪

それにしても、平日のちょうど正午を跨ぐ時間帯。
学生の姿がないのは当たり前なのだがしかし。

観客の多くが同年代の男性というのが興味深かった。
漫画が連載されている「ゲッサン!」は。
月刊少年漫画雑誌とのことだけど。
もうちょい年齢層は高いのか?
それとも、アニメの高木さんファンなのか?

まぁ、人のことは言えませんが(笑)
なんせ、私は小豆島に行ったとき、聖地巡礼済ですからね(笑)(笑)


















2022年6月9日木曜日

映画鑑賞9「僕のワンダフル・ライフ」

まさに、「夢をかなえるゾウ0」で紹介されていた名作。

そう、これこそ名作なのだと思いました。

笑いもたくさんあるけど、後半は涙が止まらなかった。

こんなに気持ちの良い涙、デトックス効果もバッチリ?

古い時代からだんだん新しくなっていく演出も秀逸。

穿った味方をすると人間にとって都合の良い、「犬生」の解釈?

ちょっと前、盲導犬の気持ちを代弁した広告がありました。

正直、あれは人間のエゴのように思えて嫌でした。

でも、この映画では、「犬生=人生」と置き換えられる。

生きることの喜びは、みんな同じ!ということです。 

2022年6月7日火曜日

映画鑑賞8「トップガン」

 本日観たのは、今話題のトップガン・マーヴェリック…

…の方ではなくて、1986年作品の方。

中学生だったか、高校生だったか。

劇場ではなく、テレビで観た記憶はあるけれど。

自分はほとんど、その内容は覚えていない。

でも、これだけのブランクを経て、続編が作られるとなると。

今の映画も観たいと思うし、そのためには復習も必要。

そして、何十年ぶりかに観た元祖トップガン。

正直、展開の速さについていけなかったけど。

空中シーンの疾走感とか。

若者の傲慢と恋愛、挫折、苦悩、そして成長。

いろんな要素で人を惹きつけるものがあったと思う。

何より、音楽が秀逸。

この映画の記憶はあまりないものの。

サントラを姉にテープにダビングしてもらって。

好んでよく聴いていたことを思い出した。

先日、熱狂的なファンの人が、マーヴェリックを観てきたと言っていた。

自分は、劇場で観たいと思うほどではないけれども。

いつか続きも観てみたいとは思った。

2022年6月6日月曜日

映画鑑賞7「ザ・ファブル」

 Netflix、本日5位の邦画。

あんまり詳しくないけど。

超・殺し屋が、一般人として暮らすという話。

その設定にちょっとは興味あった。

で、観てみた。





それなりに楽しめなくもなかったけど。


ガネーシャのいう「名作」には程遠い気がする。

2022年6月1日水曜日

映画鑑賞6「イエスマン」

 本日は、2008年に英国米国の両国で制作された「イエスマン」

「イエスマン」という言葉は、日本ではネガティブにとられがち。

象徴的なのが「Noと言えない日本人」という言葉。

自己主張できなくて、組織の言いなりであることを良しとする人たちを。

思い切り揶揄して使われる表現。

でも、そもそも考えてみれば。

「イエス」は正のパワーを持ち、「ノー」は負のエネルギーの満ちた言葉。

「頼まれごとは試されごと」という、中村文昭さん。

彼の言葉を知ってか知らずか、

「体育会系の返事は、『はい』か『イエス』か『喜んで』」

と常々言っていた、かつての上司。

自分も、全部ではないけれども。

なるべく、肯定的な返事を心がけようと思ってきた。

・・・最近、そうでもなかったかな。

ちょっと反省。

イエスは、「(どうでも、またはどちらでも)いいです」ではなく、

「喜んで」の意味合いで使いたい。

そして、本当に考えて駄目なときは、しっかり「No」を言う。

いずれにしても、結局自分で考えて責任を持って返事しようと。

そこが一番大事なのだと、この映画からも教わったのでした。

映画鑑賞5「はじまりのうた」

 今日は気分が良かったので、もう一本。

Netflixで良い映画がないかと検索して。

見つけたのが、この音楽映画。

2013年アメリカ作品。

音楽を軸に置きながらも、人間模様を描き出す。

作中で使われている楽曲がどれも秀逸。

サウンドがとても心地よかった。

今、ちょっと検索してみたら・・・。

Youtube Musicで、すぐさまサントラが聴けるのね。

いやはや、凄い時代になったものですな。

映画鑑賞4「最高の人生の見つけ方」

今回は4本目にして初の洋画です。

2007年の作品の「最高の人生の見つけ方」

もしかしたらどこかで聞いていたかも知れませんが。

ほぼほぼその存在を知らなかった映画。

Netflixでタイトルを見てのジャケ買いならぬタイトル鑑賞。

主演がジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン。

映画に疎い自分でも、流石に名前ぐらいは知ってます。

特に、モーガン・フリーマンは、数少ない僕の好きな役者さんということもあり。

結構期待して観ました。

死ぬまでに、自分のやりたいことをリストに書き出す。

これは、いろんな自己啓発本で目にしたことです。

映画の中では「棺桶リスト」と呼ばれていました。

愛読書「夢をかなえるゾウ」シリーズにも通じますが。

人が死ぬ時、最も後悔することが。

やりたかったことをやれなかった、またはやってこなかったこと。

自分はまだ死ぬつもりは当然ないのだけども。

「そのとき」がいつ訪れるかは分かりません。

自分自身、なるべく後悔しないよう生きているつもりですが。

もっと貪欲に「生」を見つめても良いと思います。

そんなわけで、「棺桶リスト」自分も書き出してみようかと思いました。

まずは・・・

2022年5月30日月曜日

映画鑑賞3「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」

 今日は「TOO OLD T0 DIE!若くして死ぬ」を観た。

2016年、宮藤官九郎監督のコメディ。

その存在も知らないと思っていたけど。

同年、実際にツアーバスの事故が起こってしまい。

公開が延期されたということを後から知り。

そう言えば、そんなニュースがあったことを思い出した。

内容は、

ひたすらドタバタコメディ。

そして、音楽好きにはたまらないキャスティングや演出。

ドタバタの中にも、愛がテーマとして存在して。

いろんな伏線の回収、オチなどよく仕込まれてました。

ところどころ、展開が早いのか「???」もありました。

全体的に楽しめたのですが。

でも、お金を出して劇場で観たいか?となると・・・。

自分はNOというのが正直なところ。

2022年5月28日土曜日

映画鑑賞2「カメラを止めるな!」

 昨日から始めた、映画鑑賞の記録第2弾です。

可能な限り、毎日何かを観たいと思います。

今日は「カメラを止めるな!」を選択。

2017年に話題になった邦画です。

これも、タイトルとか、評判になったことは知っていました。

ほとんど知識のないまま鑑賞突入。

ワンカメラの映像がずっと続く展開。

終わり?と思ったところから本編?開始。

いや、よくできていると素直に感心しました。

これは、後から知ったのですが。

低予算映画ということもあったようで。

スポンサーとかのしがらみを感じず。

最初から最後までのめり込んで楽しむことができました。

映画鑑賞1「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」

 ガネーシャ(夢をかなえるゾウ0)の教えより。

「名作」を観るというのがありました。

これまで自分は、あまり映画を観ていませんでした。

決して映画が嫌いというわけではなく。

むしろ、高校時代は「映画同好研究会」に所属。

映画を鑑賞して、ショートムービーを作って。

学生時代ぐらいまでは、そこそこ観ていました。

だけど、いつの頃からかドラマを観なくなり。

映画もやがて観なくなっていました。

だけど、今になって、ここに来て。

時間にゆとりもできたことだし。

時間を新しいことに使うことにしました。

なので、1日1本映画を観ることにしました。

昨日(5月27日)からスタート。

最初に選んだのが「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」

2018年に話題になった映画です。

自分も、タイトルぐらいは知っていました。

なかなかインパクトのあるタイトルだったので。

まずは、気楽にここから。

俳優陣の名前がまったくわからないほどの自分ですが。

変な先入観がなくて却って良いかも知れません。

毎日手の混んだ「死んだふり」をする妻役がチャーミング。

場が適度に自宅と職場に切り替わるのも良いテンポ。

わりとすんなり映画の中に入り込みました。

夫婦、家族、親子、職場…いろんな人間関係。

見事に書き分けていたと思います。

夫婦としての価値観なども。

ただ・・・。

おそらく賛否出たであろうと推測されるクライマックス。

肝心な夫婦の会話をサイレントにした演出。

・・・は、自分的にはどうでも良かったです。

「え、視聴者任せ?」とは思いましたけど。

そこよりも、違和感バリバリだったのが。

静岡にある妻の実家に急遽帰省する場面。

その前夜、自家用車が出てきたのに。

帰省に、電車とバスを使っていること。

そこにめちゃくちゃ違和感!

ロケ地がスポンサーなのか、そのPRとか。

大人の事情があるのでしょうが…。

帰省の理由と、現地での機動力を考えたならば。

絶対に自家用車一択!

だって、東京〜静岡ですよ?

映画の中でも「中距離恋愛」って言ってましたよ。

さもなければ、前夜の自家用車の場面が不要。

タクシーにしていれば、何の問題もなし。

あ、もしかしたら、そこもスポンサーの関係?

なんだか、そういうところが気になると一気に興ざめ。

自分が映画から離れていったのは、そういうことなんだろうと思う。

でも、まぁ、観て損した!と思うほどではありませんでした。

映画鑑賞17「Dr.コトー診療所」

  今年は映画をたくさん観ようと思っていたけど。 結局、あんまり観れなかった。 いや、観なかった。 劇場に足を運んだのは、全部で4回。 これは、ここ数年ではかなり多い方。 昨日、「Dr.コトー診療所」を観て来た。 テレビドラマ化された当時、夢中になって観ていた。 だけど、続編は途...