2022年10月31日月曜日

終わってしまった…

 日本シリーズが終わってしまった。

第6戦だけ、所要のため観戦できず。

出先で、速報をチェックしていました。

第7戦はバッチリ観戦。

オリックスの楽勝かと思ったけど、最後までもつれて。

後半、オリックスが息を吹き返すと同時に。

ヤクルトにミスが出て、最終戦は特に大味な試合になりかけたけど。

本当に、野球の醍醐味がぎゅっと詰まったシリーズでした。

両チームの皆様、感動をありがとう。

残念なのは、もう、あの熱戦を楽しめないこと。

ストーブリーグって、寂しいですね。

MVPについて、ラオウこと杉本選手が選出。

いろんな意見を目にしますが、杉本選手が決めたことじゃないので。

選手を非難するのは違うと思います。

勝利打点2は、大きいですよね、間違いなく。

最終戦のだって、エラーに訂正されるまでは3点打だったわけで。

本塁捕殺と守備での貢献もありましたし、ね。

ヤクルトも強かったけど、まぁ、結果論。

山田選手の起用法については、いろいろ意見があったと思います。

自分も、個人的には、1番のままだったら?とは思う。

でも、それも含めての結果。

塩見選手は最後の最後で辛い経験でしたね。

大エラーに、最後のバッター。

マクガフ投手も、来年に引きずらなければ良いですけどね。

とりとめのない文章となってしまった。

いずれにしても、今年はオリックスかなと思ってみていたので。

個人的には、そのとおりになって満足です。

2連覇というのは、やっぱり相当難しいのでしょう。

さ、来年はどうなるか?

鬼が笑うかも知れませんが、もう来年に向けて始まってる。

はず。

来年もたくさん野球を楽しめるといいなぁと願いを込めて。


2022年10月28日金曜日

野球の醍醐味

 日本シリーズは第5戦まで終えました。

ここまで、2勝2敗1引き分けと、まったく五分。

投のオリックスに、打のヤクルト。

初戦で、絶対エースの山本で勝てなかったオリックス。

逆に、ヤクルトは3本のホームラン。

三冠王村上にもホームランが飛び出し、最高の門出。

第2戦は、オリックス優位に試合を進めるも、

ヤクルトの伏兵内山が土壇場で同点3ランホームラン。

今シリーズ、阿部に抑えを託そうとしたオリックスは大誤算。

しかし、勝ちきれなかったヤクルト。

負けなかったオリックスという構図で、場所は東京から大阪へ。

第3戦は、結果的に7−1でヤクルトの圧勝。

とにかく打てないオリックス。

4番吉田は、ランナーを置いてはことごとく勝負を避けられる。

ヤクルトの5番オスナが絶好調なのに対して。

オリックスは吉田の後ろが打てない。

そこにきて、1番に座った不調山田が復活の3ラン!

ここで、今年はヤクルトの圧勝かという雰囲気が出始めた。

しかし、第4戦は、投手戦に。

ブレーキだったオリックス杉本にタイムリー!

ヤクルトは3番に戻した山田がまたブレーキ。

村上も、この日は不発。

オリックスは、宇田川、山崎と執念の継投策。

オリックスが一矢報いたことで、俄然面白くなる。

そして第5戦。

ヤクルトがいきなり先制、不調だったサンタナにも一発が出て追加点。

前日、回を跨いだ宇田川と山崎はベンチにいないオリックス。

しかし、初回に杉本が山田を本塁で捕殺したのが大きかった。

その杉本の出塁をきっかけに、下位打線で同点に追いつく。

そして、大ピンチに出てきた比嘉が最高の投球。

絶好調のオスナを、最高の併殺打に打ち取る。

そして、吉田正尚の待望の一発、俄然盛り上がるオリックス。

だがしかし、その直後に、ヤクルトが逆転。

ポテンヒットにボテボテの内野安打。

2番起用のベテラン青木のタイムリー。

シリーズの流れは完全にヤクルトかと思ったが、続く山田が凡退。

その後、オリックスは投手陣が踏ん張る。

第2戦で打たれた阿部が、ピンチを切り抜け、吠える。

初戦でホームランを打たれた平野が完璧な投球。

1点ビハインドで出てきたワゲスパックが三者凡退。

ヤクルトは、抑えのマクガフ。

しかし、去年攻略しているオリックス。

ランナー二人出れば、去年サヨナラ打の吉田に回る。

そして、先頭の代打安達にフォアボール。

ランナーを送って、二番スタメン起用の西野。

ここまでノーヒットだが、執念の内野安打。

これがマクガフの暴投を誘って、同点。

うなだれるマクガフ。

そして、1塁手オスナのプレーが走塁妨害かと思われたが、

それは認められず1死1塁、ここが勝負の分岐点となる。

三番、中川は三振、そして4番吉田へ。

今までのヤクルトの作戦からして、吉田敬遠、

5番杉本勝負という手も考えられたが、吉田と勝負。

もしも、西野が2塁に進んでいたなら、敬遠だっただろう。

そして、吉田が、劇的なサヨナラ2ランホームラン。

勝負に、たらればはなしだけど。

杉本だったら、どうだっただろうか。

その杉本も、前日決勝打、当日ファインプレー。

万が一サヨナラ打ということで、乗せたくなかったのか。

いずれにしても、ヤクルトにとっては痛い敗戦。

今後の抑えピッチャーの使い方も難しくなった。

それとも、ヤクルトは、そもそもルーキー山下の先発。

ある程度、この試合の負けは計算していたか。

ここに来て、俄然オリックス有利という人もいるけど。

自分は、あくまでも自分はそうは思わない。

場所はまた神宮球場に移る。

指名打者のないセ・リーグルール。

ただでさえ、打線が弱いオリックス。

しかも、絶対エースの山本が投げられるか分からない状況。

第6戦は、1試合飛ばして山崎福の先発。

ヤクルトは、ライアン小川。

山崎は長い回投げていないのと、打撃が良いのがポイント。

当然と言えば当然だけど、この6戦を取った方が日本一に近づくはず。

ヤクルトは、もう吉田とはほぼほぼ勝負しないでしょう。

やっぱり、吉田の前後、特に後ろのバッターがキーマン。

ヤクルトは、山田と村上でしょう。

山田を3番に起き続けるのか、に注目。

村上は、55号の後のスランプの状態に近いような打撃。

吉田の2本を目の当たりにして、更に力まなければ良いけど。

いずれにしても、俄然面白くなってきました日本シリーズ。

野球の醍醐味を最後まで味わえるのは幸せ。

願わくば、第8戦まで行ってほしい。

やってる選手は大変だろうけど、観ている方はたまらない。

ただ、第8戦になっても神宮なんだよね。

元々そういう取り決めなんだろうけど、ちょっと違和感。

本拠地の割合がね、4−4と5−3では全然違う。

ま、その前に決着するかも知れないけど。

とにかく、第6戦、目が離せませんね。

個人的には、オリックス、杉本ラオウの昇天ポーズが観たい。

2022年10月22日土曜日

日本シリーズ開幕

 待望の日本シリーズが開幕しました。

クライマックスシリーズは、セ・リーグで逆転現象が起きかけたけど。

順調に、リーグ覇者同士の日本シリーズとなりました。

現制度のクライマックスシリーズには反対の立場にいるので。

これで、本当に良かったと思います。

そして、今年は去年と同じカードとなりました。

どちらも、チームの雰囲気がとても良い。

一応、横浜ファンである自分だけれども。

何よりも野球が大好きなので。

良い試合が観れれば、それが一番です。

と言いつつも、今年はオリックスを応援している自分です。

理由は単純、今年はオリックス優勝を予想したからです。

正直、去年もオリックスが勝つと思っていました。

だけど、2年目奥川投手の活躍なんかもあり。

終わってみればすべて1点差という接戦。

4勝2敗でヤクルトが制したのでした。

でも、今年のヤクルトは投手、特に先発陣に不安があります。

投手力の差で、今年はオリックス有利と思っていました。


それが、開幕戦。

無敵と思える山本投手がまさかの2本被弾に4失点。

点が取れそうで取れず残塁が増えるオリックス。

キーマンだと思っていた、村上の後を打つオスナの大爆発。

そして、千両役者村上の一発。

大方の予想を覆して、ヤクルト先勝。

今日の試合のポイントは、ズバリ1番と5番打者の差。

まぁ、結果だけ見ればそうなりますね。

ヤクルト1番塩見は3安打1打点2得点1盗塁。

対するオリックス1番福田は無安打1打点1四球。

5番オスナは3安打3打点1得点1四球。

対する杉本は無安打1死球。

ちなみに4番村上は1安打1打点2得点2四球。

対する吉田は1安打3四球。

数字だけ見ると、分かりやすい。

だけど、この試合で一番の差はキャッチャーだと思った。

中村のリードが素晴らしい。

工藤、谷繁という経験豊富な解説者を何度も唸らせてました。

ヤクルトだって、3番山田が4三振の大ブレーキ。

逆にオリックスの3番中川は2安打。

嗚呼、やっぱりこうなると、両チームの看板打者の後を打つ。

5番打者のできがチームの勝利に直結しそうです。

実際、今日がそうでした。

オリックス杉本選手は個人的に応援している打者。

だけど、クライマックスシリーズで2試合続けてお立ち台。

その時のヒーローインタビューで。

「調子に乗るとすぐに打てなくなるのが今年の自分」

というようなことを口にしました。

もちろん、本人は「そうならないように」というつもりだったでしょう。

でも、自分はこの言葉が引っかかりました。

ネガティブな言霊が反応して、悪い方向にいかねばいいなと。

その後、ここまで3試合ノーヒット。

チャンスでことごとく打てていません。

中嶋監督がその試合から5番で起用しているにも気になります。

今年の杉本選手は、6番か7番が合っているように思います。

結果論ですが、それまで5番を打っていた西野選手。

今日は6番で2安打です。

さて、今日の結果を見て、中嶋監督がどう采配するか。

明日が楽しみです。

話を試合に戻すと。

吉田選手はランナーのいるところでことごとく四球。

本人も選球眼が良いので、無理に打ちに行きません。

結局打撃ができたのは2回だけ。

そのうち1回が内野安打でした。

対するヤクルトの村上選手も、2四球。

ランナーがいるときには、簡単に打たせてもらえません。

初回、そこをついてのオスナのヒット。

フェアファウルの判定が、このシリーズの行方を占うか?

そんな解説もありましたが、確かにここから面白くなりました。

そして、話を村上選手に戻すと。

数少ない打撃ができるシーンでの一発。

三冠王は伊達じゃありません。

それはチームは盛り上がりますね。

逆にオリックスとしては、クライマックスでも出番のなかった…。

平野投手の状態を見極められたのでは。

あと、村上選手への今後の対策も、方針が決まったのでは。

今日はどちらのチームも、たくさん投手を試すことができ。

たくさん相手の情報を引き出すこともできました。

短期決戦ゆえの、この試合以降の情報線も始まっています。

去年は、初戦を落としたヤクルトがここから巻き返しました。

本当の勝負は明日だと思います。

後、オリックス有利を予想していた自分ですが。

今年はセ・リーグの本拠地主催からスタートというのを。

すっかり忘れていました。

指名打者制のない戦い。

これも一つの勝負のアヤとなりそうですね。

いずれにしても、明日を取ったチームが。

高確率で優勝するように思います。

いやぁ、それにしても、やっぱり野球って良いものですね。

2022年10月6日木曜日

大谷選手、おめでとうございます

 先日のNPB(日本のプロ野球)が終了したのに引き続き、

本日MLB(アメリカ、大リーグ)もレギュラーシーズンが終了した。

メジャーの方は全然詳しくはなくて、興味はもっぱら日本選手。

その中でも、ご多分に漏れず大谷選手は別格。

彼ほど、魅力のある選手はいない。

自分らの世代だと、まず野茂投手の活躍にワクワクしたけど。

投手であるが故に、週に1回程度。

佐々木投手が抑えで行ったけど、不定期登板。

イチロー選手の連日の活躍は言うまでもないけど。

大谷選手は一人で、その両方をやってる。

それに加えて、人柄も素晴らしそう、直接は知らないけど。

メジャーはさっそく明後日からワイルドカード。

いわゆるポストシーズン。

ここで大谷選手の活躍が見れないのは残念でもある。

何より、毎日の楽しみが、これから半年間なくなるのだから。

完全に、大谷ロスというものになるのでしょう。

それにしても、打者として規定打席に立ち、投手として規定投球回数を投げる。

「二刀流」の完成形が実現されたシーズン。

しかも、ホームランと勝利数が共にリーグ4位。

(細かいことを言えばもっとある)

それぞれ、エースにクリーンアップ。

それが同一球団どころか、同一人物ですからね。

ちなみに、このW規定達成はメジャー初の偉業。

日本だと、1リーグ時代を中心に、16名ほどいるそうです。

ちなみに、ドラフト制度制定後以降は皆無。

同時じゃなく、単一シーズンに限ってみても。

生涯で、この両方を達成した選手はただ一人。

個人的には、この記録にもう少し焦点を当ててほしいところ。

投手として、元南海ホークス時代に1回。

(5勝12敗 防御率4.24)

打者として、元横浜ベイスターズ時代に2回。

(打率.281 14本塁打 72打点 と 打率.292 11本塁打 46打点)

徳島・池田高校出身の畠山準(はたやまひとし)選手です。

でも、成績を見ると大したことのないように見えてしまいますね。

でも、そんなわけありません、1年間レギュラーとして活躍するのですから。

大谷選手がどれだけ異次元の世界で活躍しているかということです。

あまりにも過ぎすぎて、みんな慣れどころか、麻痺してます(笑)


そして、後半戦からずっと言われているMVP論争。

ヤンキース、アーロン・ジャッジ選手とのマッチレース。

アーロン・ジャッジ選手の今シーズンの記録。

打率.311(2位) 62本塁打(1位、リーグ新) 131打点(1位)

三冠王ならず、でもホームランはリーグ新(実に61年ぶり)。

何より、今年はホームランが少ないと言われてます。

2位のトラウトと22本差、4位の大谷とは28本差。

そして、ヤンキースは地区優勝。

ジャッジの貢献度大です。

しかも、ホームランはアメリカ野球の華。

素晴らしい成績ですが、歴代では単独7位。

この上には、ボンズ1回、マグワイア2回、ソーサ3回の3人の記録だけ。

だけど、これらは記録としては公認されているものの。

筋肉増強剤使用の疑いがあり、薬物汚染された記録として扱われています。

なので、今年のジャッジ選手の記録こそ、真の新記録だという論調。

確かに、普通に考えれば、ジャッジ選手MVPでしょう。

今年のNPBで言えば、村上選手と同等ぐらいのレベル。

村上選手はホームラン新記録は出ませんでしたが、優勝チームで三冠王。

これで、MVPが取れないのはありえないでしょう。

だけど、大谷選手のやったことは、その「あり得ないレベル」のはず。

にも関わらず、去年のインパクトが強烈過ぎた、とか。(A)

今年、ジャッジが取れないと、この先大谷以外誰も取れなくなる、とか。(B)

優勝争いもしていないチームでいくら活躍しても意味がない、とか。(C)

ちょっとそれはどうなの?と思う論調が見られます。

ちょっと反論してみましょう。

(A)に対して。その年の「MVP」、すなわちMost Variable Player。

「最も価値のある選手」を決めるのに、その年以外の成績は関係ない。

持ち出すこと事態が論外ですね。

では、(B)に対して。

仮にそうなったとして、何が問題なのでしょうか。

MVPは「生涯で一度だけ」という規定はもちろんありません。

複数回受賞者は、過去にも現役にも、もちろんいます。

(大谷選手と同僚のトラウト選手は3回受賞しています)

大谷選手が、この先怪我もなく、ずっと今のままとは限りません。

やはり、過去でもなく、未来でもなく、今年だけを見るべきです。

「三冠王でもホームラン新記録でもダメなら、どうすればMVP?」

という声も聞こえてきそうですが。

それなら同じく、「W規定達成、しかもどちらも上位。これ以上どうしろと?」

と、同じ主張ができます。

では、(C)。これがきっとジャッジ推しの一番の主張だと思います。

ここは恐らく、そもそもの「MVP」のいう賞の位置づけだと思います。

優勝チームの選手から選ばれるというなら、そうすれば良いと思います。

しかし、そういう規定はなく、去年の大谷は優勝チームじゃなくてもMVP。

しかも、ホームランの数は大幅に減っているとは言え。

(それでも、リーグ4位)

それ以外の数字は投打に渡って、軒並みアップしているのです。

最近は、いわゆる分かりやすい個人成績に加えて。

チームの勝利にどれだけ貢献したかという指数WARなんてのもある。

それだと、ジャッジ10.6に対して大谷9.6。

なるほど、客観的にはジャッジの勝ちでしょう。

でも、そこの算出方法にも異議はあって。

大谷選手が指名打者というだけで、減点されてます。

そして、投手としてのWARは、軒並み野手よりも低い数値になります。

よって、両方を足しても、大谷<ジャッジとなります。

だがしかし、大谷は投手として登板しているので。

本来は、その分の守備の貢献度は+で良いはずです。

でも、その指針はありません。

大谷がやっていることは、あまりにも「想定外」だからです。

ちなみに、これも主観と言えば主観ですが。

強いチームに所属していると。

その分、相手選手のマークも他の選手に分散するだろうし。

個人成績は良くなる気がします。

弱小球団だと、個人成績を残すには不利な部分は多いでしょう。

ピッチャーだと、少ない失点に抑えても打ってくれないとか。

リリーフが打たれて勝ちがつかない、とか。

そんな中で大谷選手が残した記録。

価値が高いのは、大谷選手の方だと思うのですけどね。

ただ、どうやら、メジャー選手の価値というものは。

打者の方が投手より大きいと考える傾向があるようです。

ここが、恐らく一番噛み合わないところでしょう。

最優秀投手賞としては、サイ・ヤング賞があります。

それに対して、99年よりハンク・アーロン賞も設立されてます。

これらの賞以外に、あるのがMVP。

ちなみに、去年はジャッジ選手がアーロン賞でした。

さて、ぐだぐだ綴ってきました。

自分はもちろん、大谷選手が選ばれてほしいです。

日本人びいきというのは確かにあるかも知れません。

でも、歴史的に見て、どう考えても初めての偉業ですからね。

今年、大谷選手が成し遂げたことは。

ただ、本日、野球以外のところで、凄いニュースがありました。

https://full-count.jp/2022/10/06/post1291318/

今年、新たに設けられた通称大谷ルール。

この言葉が、辞書に載ったというのです。

しかも、その通称「Otani」という固有名詞付きで。

もう、野球の範疇を越えてしまい、文化人類学に名を残しました。

それだけで充分です。

そして、MVPはあくまでも「賞」であって、記録ではありません。

今年大谷選手が成し遂げたW規定達成という記録。

この先、なんどお目にかかれるか分かりません。

場合によっては、今年だけ、唯一無二の記録になるかも?

そうなったときの「価値」は、今世紀最大級?

一番良い落とし所は、従来の記者による投票ではなく。

議論をした上で、二人にMVPを与えることだと思います。

ジャッジ選手の記録はMVPに充分値します。

でも、大谷選手を外せる理由にはならない。

そんな風に思いました。

以上! 長かったね、誰も読まないのに(笑)

2022年10月3日月曜日

プロ野球


プレイボールから、神宮球場での今シーズンセ・リーグ最終戦。

スワローズ対ベイスターズの試合を、開始から観戦。

自分はベイスターズファンだが、それよりも野球ファン。

今年も、たくさん楽しませてもらえたことに感謝。

昨日、パ・リーグも劇的なフィナーレだった。

今日の見どころは、ベイ・佐野選手の最多安打達成なるか?

ヤクルト、内川、坂口、嶋選手の引退試合。

消化試合とは言え、CSに向けての前哨戦。

そして、何より村上選手の三冠王とホームラン数の行方。

初回から坂口選手にヒット、内川選手は惜しい大飛球。

村上選手は今日も真っ直ぐに振り遅れて、最後はひっかけて二ゴロ。

やっぱり、あまり調子はよくなさそうです。

佐野選手は2打席目まで凡退。

そうこうしているうちにソト選手がホームランでベイ2点先取。

村上選手が2打席目でタイムリーヒット。

これが大きかったですね、逆らわずに逆方向へ。

この一打で、三冠王当確。

前試合で欠場したとは言え、本日、自力で三冠王獲得に前進。

これで4打席目まで挑戦権を得ました。

何より、三タコで退くのは見栄えが悪すぎます。

(ベイ的にはCSまで眠らせておきたかったでしょうが)

その直後、内川選手に同点の2ベースヒット!

まぁ、ここまで良かったと思います。

その後のキブレハン選手の3ランはベイには余計でしたね。

まぁベイ選手にしたらやりにくかったでしょうね。

次の回の攻撃でも、坂口、内川両選手の引退演出等等で。

雨天でもないのに、結構待たされたりしてリズムが崩れたと思います。

しかし、田中投手の2本の被本塁打は頂けませんでしたね。

打線も、不安定な原投手打てませんでしたし。

ま、あのへんは、データの探るという作戦もなきにしもあらず。

佐野選手、3打席目に見事に流し打ち、最多安打確定。

村上選手の第3打席は、内容の悪くない一塁ゴロ。

空振りしていた速い球に対応してます。

やっぱり、第2打席の流し打ちが効いてます。

第4打席に期待大。

そして、訪れました、7回、世紀の第四打席。

入江投手の初球、完璧に捕らえました!

素晴らしい、千両役者!

入江投手、戸柱捕手、真っ直ぐの選択は間違ってません。

ここのところ、ずっと捕らえてませんでしたから。

村上選手、お見事でした。

ただ、自分も興奮したので余り強く言えませんが。

「日本選手最多」というワードは、もう要らないと思います。

55本という数字が王選手の偉大な記録で。

日本球界はずっと、その呪縛に縛られていました。

古くは85年、阪神バース選手の54本。

その後、西武カブレラ、近鉄ローズ選手の55本。

外国人選手がその「アンタッチャブルレコード」に。

近づく度にあからさまな敬遠の数々。

2013年に、ヤクルト、バレンティン選手が。

もう、回避などできないペースで打ち続けて、一気に60本。

もう、ここで歴史の扉は大きく開かれたはずなのに。

今尚「日本選手記録」とか、ある意味、バレンティン選手に失礼。

メジャーでは、今アーロン・ジャッジ選手が61本。

メジャー記録は73本。

ナショナルリーグでは、何度も62本以上が記録されてます。

でも、それらの記録は禁止薬物の産物という見方が強く。

今尚、アメリカンリーグの61本こそ本当の記録とみなされてます。

(大谷とのMVP論争については、またの機会に)

海の向こうでもホームランの本数で議論がありますが。

日本のものとは随分理由が違います。

しかも、大事なのが、王選手の記録も。

「日本選手」という言い方なんですね。

王さんは中華民国籍なので、それがややこしくしてます。

つまり、国籍とか関係ないわけなんです。

にも関わらず、56本で騒ぐことには、やはり違和感があります。

バレンティン選手が薬物使用をしていたなら話は別ですけど。

でも、そのつまらない話も今年で最後であってほしいものです。

来年以降、61本村上選手には期待します。

別に、村上選手じゃなくても良いのですが。

話は変わりますが、7回の村上選手の打席を。

「最終打席」というような実況がありました。

まぁ、ヤクルトの勝利が濃厚だったので、9回の攻撃は可能性が低く。

結果的にも最終打席とはなったのですが。

8回も、あと一人というところでした。

同様に、8回の表に佐野選手が凡退した時点で。

セ・リーグの最多安打のタイトルは。

「佐野選手と、中日・岡林選手に確定」という実況がありました。

いやいやいやいや。

9回の表にベイスターズの攻撃が打者一巡する可能性もあるわけで。

そういう、誤った報道はしてほしくないと思いました。

嶋選手が8回に代打で出てきました。

真っ直ぐしか投げない伊勢投手に対して。

何度もファウルボールを打って、謝る姿が印象的でした。

最後は、ボール球を振って三振。

伊勢くん、ど真ん中投げましょうよ、そこは…。

でも、それが嶋選手の素晴らしさなのでしょう。

9回1アウトだけ守備に着いたのも良かったです。

ヤクルトの最終戦でのセレモニー。

高津監督の言葉、良かったですね。

ベイのファンに対して「CSで待ってます」なんて。

虎党の人が聞いたら怒り出しそうですが。

ま、虎は勝率5割ないチームですからね。

自分はCSの在り方についても、いろいろ意見があります。

今年は、今年もスワローズの年ですよ。

で、それを決定づけるような今日のゲーム運びでした。

今年はベイは無理です。

でも、1997年を思い出しました。

来年、98年の再来となるように、優勝目指しましょう。

最後のヤクルト3選手の引退セレモニーも良かったなぁ。

みんな、言葉が上手、良いこと言ってました。

全部中継したBSフジも良かったと思います。

ああ、ぐだぐだと長くなってしまった。

いやぁ、野球って、本当に良いものですね。

それでは、みなさん、さよなら、さよなら、さよなら…



 

映画鑑賞17「Dr.コトー診療所」

  今年は映画をたくさん観ようと思っていたけど。 結局、あんまり観れなかった。 いや、観なかった。 劇場に足を運んだのは、全部で4回。 これは、ここ数年ではかなり多い方。 昨日、「Dr.コトー診療所」を観て来た。 テレビドラマ化された当時、夢中になって観ていた。 だけど、続編は途...