プレイボールから、神宮球場での今シーズンセ・リーグ最終戦。
スワローズ対ベイスターズの試合を、開始から観戦。
自分はベイスターズファンだが、それよりも野球ファン。
今年も、たくさん楽しませてもらえたことに感謝。
昨日、パ・リーグも劇的なフィナーレだった。
今日の見どころは、ベイ・佐野選手の最多安打達成なるか?
ヤクルト、内川、坂口、嶋選手の引退試合。
消化試合とは言え、CSに向けての前哨戦。
そして、何より村上選手の三冠王とホームラン数の行方。
初回から坂口選手にヒット、内川選手は惜しい大飛球。
村上選手は今日も真っ直ぐに振り遅れて、最後はひっかけて二ゴロ。
やっぱり、あまり調子はよくなさそうです。
佐野選手は2打席目まで凡退。
そうこうしているうちにソト選手がホームランでベイ2点先取。
村上選手が2打席目でタイムリーヒット。
これが大きかったですね、逆らわずに逆方向へ。
この一打で、三冠王当確。
前試合で欠場したとは言え、本日、自力で三冠王獲得に前進。
これで4打席目まで挑戦権を得ました。
何より、三タコで退くのは見栄えが悪すぎます。
(ベイ的にはCSまで眠らせておきたかったでしょうが)
その直後、内川選手に同点の2ベースヒット!
まぁ、ここまで良かったと思います。
その後のキブレハン選手の3ランはベイには余計でしたね。
まぁベイ選手にしたらやりにくかったでしょうね。
次の回の攻撃でも、坂口、内川両選手の引退演出等等で。
雨天でもないのに、結構待たされたりしてリズムが崩れたと思います。
しかし、田中投手の2本の被本塁打は頂けませんでしたね。
打線も、不安定な原投手打てませんでしたし。
ま、あのへんは、データの探るという作戦もなきにしもあらず。
佐野選手、3打席目に見事に流し打ち、最多安打確定。
村上選手の第3打席は、内容の悪くない一塁ゴロ。
空振りしていた速い球に対応してます。
やっぱり、第2打席の流し打ちが効いてます。
第4打席に期待大。
そして、訪れました、7回、世紀の第四打席。
入江投手の初球、完璧に捕らえました!
素晴らしい、千両役者!
入江投手、戸柱捕手、真っ直ぐの選択は間違ってません。
ここのところ、ずっと捕らえてませんでしたから。
村上選手、お見事でした。
ただ、自分も興奮したので余り強く言えませんが。
「日本選手最多」というワードは、もう要らないと思います。
55本という数字が王選手の偉大な記録で。
日本球界はずっと、その呪縛に縛られていました。
古くは85年、阪神バース選手の54本。
その後、西武カブレラ、近鉄ローズ選手の55本。
外国人選手がその「アンタッチャブルレコード」に。
近づく度にあからさまな敬遠の数々。
2013年に、ヤクルト、バレンティン選手が。
もう、回避などできないペースで打ち続けて、一気に60本。
もう、ここで歴史の扉は大きく開かれたはずなのに。
今尚「日本選手記録」とか、ある意味、バレンティン選手に失礼。
メジャーでは、今アーロン・ジャッジ選手が61本。
メジャー記録は73本。
ナショナルリーグでは、何度も62本以上が記録されてます。
でも、それらの記録は禁止薬物の産物という見方が強く。
今尚、アメリカンリーグの61本こそ本当の記録とみなされてます。
(大谷とのMVP論争については、またの機会に)
海の向こうでもホームランの本数で議論がありますが。
日本のものとは随分理由が違います。
しかも、大事なのが、王選手の記録も。
「日本選手」という言い方なんですね。
王さんは中華民国籍なので、それがややこしくしてます。
つまり、国籍とか関係ないわけなんです。
にも関わらず、56本で騒ぐことには、やはり違和感があります。
バレンティン選手が薬物使用をしていたなら話は別ですけど。
でも、そのつまらない話も今年で最後であってほしいものです。
来年以降、61本村上選手には期待します。
別に、村上選手じゃなくても良いのですが。
話は変わりますが、7回の村上選手の打席を。
「最終打席」というような実況がありました。
まぁ、ヤクルトの勝利が濃厚だったので、9回の攻撃は可能性が低く。
結果的にも最終打席とはなったのですが。
8回も、あと一人というところでした。
同様に、8回の表に佐野選手が凡退した時点で。
セ・リーグの最多安打のタイトルは。
「佐野選手と、中日・岡林選手に確定」という実況がありました。
いやいやいやいや。
9回の表にベイスターズの攻撃が打者一巡する可能性もあるわけで。
そういう、誤った報道はしてほしくないと思いました。
嶋選手が8回に代打で出てきました。
真っ直ぐしか投げない伊勢投手に対して。
何度もファウルボールを打って、謝る姿が印象的でした。
最後は、ボール球を振って三振。
伊勢くん、ど真ん中投げましょうよ、そこは…。
でも、それが嶋選手の素晴らしさなのでしょう。
9回1アウトだけ守備に着いたのも良かったです。
ヤクルトの最終戦でのセレモニー。
高津監督の言葉、良かったですね。
ベイのファンに対して「CSで待ってます」なんて。
虎党の人が聞いたら怒り出しそうですが。
ま、虎は勝率5割ないチームですからね。
自分はCSの在り方についても、いろいろ意見があります。
今年は、今年もスワローズの年ですよ。
で、それを決定づけるような今日のゲーム運びでした。
今年はベイは無理です。
でも、1997年を思い出しました。
来年、98年の再来となるように、優勝目指しましょう。
最後のヤクルト3選手の引退セレモニーも良かったなぁ。
みんな、言葉が上手、良いこと言ってました。
全部中継したBSフジも良かったと思います。
ああ、ぐだぐだと長くなってしまった。
いやぁ、野球って、本当に良いものですね。
それでは、みなさん、さよなら、さよなら、さよなら…
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