1日一本観ようと思っていた映画鑑賞。
途中、車旅を挟んでいたとは言え、全然できていない。
戻ってきてから10日以上経つが、その間に観たのは1本。
今は世界陸上に夢中(笑)
陸上ってこんなに面白かったんだ!
映画は、やっぱり無理のない範囲にしておこう。
さて、鑑賞後感想も書かずに放置していた一本は…。
「夏への扉ーキミのいる未来へー」(2021年・日本)
これは、もともとSF小説の名作が原作。
原作は1956年、アメリカのロバート・A・ハインラインが発表。
時間旅行ものの古典とされる。
知人がプレゼントにくれて、読んだことがあった。
一度読了しただけで、細かいことはあまり覚えてないのだけど。
読んだ当時で60年以上も昔の作品。
どうしても矛盾点とか、そこが気になってしまった。
それと同時に、そんな昔に素晴らしい想像力、とも思った。
さて、そんな作品が、現代日本に舞台を変えて、どう再現されるのか。
正直、前半はつまらない・・・と言うか、苦痛でしかなかった。
仕方ないこととは言え、前置きが長い。
だけど、間違いなく訪れる展開を期待して観続ける。
先に時間が分かっているので、時計の針との戦い(笑)
ロボットが出てきて、ようやくメリハリが出てきた。
一気にストーリーに疾走感が出てきた。
ハッピーエンドのラストは知っているけど。
そこをどう描くのかが、最後の自分の興味。
果たして、「良い感じ」だったと思う。
「名作」と言われる原作を、時代も国も異なる中で。
映像作品として作り上げるチャレンジスピリッツ。
これは素晴らしいことなのだろうと思う。
ただ、映画のサブタイトルは必要なかったんじゃないだろうか???