みちのく車旅4日目です。
この日は松島観光を1番の目的にしました。
かの松尾芭蕉が「松島や ああ松島や 松島や」と。
その美しさに言葉を失ったという松島。
まずは、「馬の背」というところに行ってみました。
平日の朝という時間帯もあるのでしょうが。
誰もいなくて、かなり穴場だと思います。
自分達と入れ替わりで人が来たので、たまたまかも知れませんが。
そして、松島観光の中心地へ。
ここは、しっかりと「観光地」していて、平日にも関わらず賑わっていました。
観光船に乗ってみました。約50分の松島湾クルージング。
いくつか島の名前をアナウンスしてくれていました。
4つの空洞が見える「鐘島」が印象的でした。
先に訪れた「馬の背」も見えました。
人が手を降っていたので分かりました。
船を降りた後、クーポンを使って笹かまぼこの手焼き体験と。
焼き牡蠣をそれぞれ頂きます。ザ、観光って感じ。
こちらは五大堂。赤い欄干の橋は「透橋(すかしばし)」
足元が見えるのでスリリングとのことですが。
かずら橋で慣れていると余裕です。
ここは揺れませんから。
そしてこちらは瑞巌寺(ずいがんじ)
中間では見学しませんでしたが、その参道だけでも圧巻でした。
正直、海を見ても言葉をなくすほどの感動はありませんでしたが。
ここの景色は息を呑むほどでした。
(※個人の感想です)
入口付近にあるお店で、生牡蠣を頂きました。
焼き牡蠣はどうしても磯臭さが漂いますが、こちらはあっさり!
「奥の細道」の看板を撮って、松島を後にします。
この日は、三陸海岸をドライブすることが目的の一つ。
そして、「石巻南浜津波復興祈念公園」に立ち寄りました。
この日は月曜日だったため、残念ながら資料館は閉館。
ここに町が存在していたのですね。
それが、一晩で壊滅。
きれいに整備された公園に、その爪痕は何も残されてない。
ただ、自分の乏しい想像力では何も感じられないのかも知れないけど。
何かを祈らずにはいられませんでした。
再び車を走らせて、次に立ち寄ったのは道の駅「大谷海岸」
液晶スクリーンの水族館。
じっと見ていると、マンボウがやってきました。
JRの駅があるのに、線路もホームも見当たりません。
かつてあった本当の駅の存在を記しているのだと知りました。
ここも、津波で大きな被害を受けていたのでした。
この日は気仙沼市街で宿を取りました。
そこから、もう少し先の海まで車を走らせました。
「三陸復興国立公園」を目指してみました。
だけど、ナビでたどり着いたのはキャンプ場のようなところ。
かなり広い公園のようでしたが日没も近づいてきたので、散策は断念。
この日はここまでにしました。
この日の走行は172.1km。総走行距離は753km。
そうそう、ここに向かう途中に給油をしたのですが。
燃料費が高いこのご時世。
少しでも単価の安いSSを探して、そこで入れたい。
気仙沼のJASSのお兄さん。
わざわざ親切に、サービスの割引カードを教えてくれました。
セルフなのにねぇ。
カードは2種類、現金で入れようとした自分にとって。
なんと、単価で合計6円も割引をしてくれました。
そう言えば、宮城県では、どこも周りの車の運転が穏やかでした。
白石から仙台に向かう道も、ついスピードを出しがちな道。
ほんのたまたまかも知れませんが、宮城県の印象がとてもよくなりました。
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