7日目は青森市内の散歩から始まりました。
まず、善知鳥神社(うとうじんじゃ)から。
まず、善知鳥(うとう)って字が読めません。
龍神之水というのが有名なようです。
この神社の存在も、ここに来るまで知りませんでした。
たまたま近くにあったので、参ってみただけでした。
でも、ここに「神のお導き」を感じることがありました。
ただの偶然かも知れませんが、それはこの日の夜に訪れました。
善知鳥神社を後にして、「青い海公園」に行ってみました。
「青森ベイブリッジ」と呼ばれる橋。
かつて連絡船として活躍した八甲田丸。
「ふたり」と名付けられたモニュメントはなんだか不気味だった。
調べてみると「太宰治」の「思ひ出」に縁があり。
函館市にも同様の像があるらしいのだけど。
自分には両手の自由を奪われた…または人身御供のような印象…。
(※個人の感想です)
アスパムという物産館の裏では、ねぶたが作られていました。
無料ガイドをしてくれるというので、案内をして頂きました。
感染症対策ということで、基本的に中には入れませんでした。
でも、ビニル窓越しに中を除くことができるところがありました。
また、青森山田学園だけは中を開放していました。
幅9m,高さ5m、重量4tもの大きさのねぶた。
その年の上位4つ以外のねぶたは、祭りが終わると破壊するそう。
もったいないけど、その儚さが良いのかも知れない。
雇用も生まれるみたいだし、経済効果も大きいのでしょう。
青森駅には、青い森鉄道の車両が停まっていました。
天気が良くて、ベイブリッジを別角度からまたパシャリ。
せっかくなので、ワ・ラッセというねぶたの家も見学しました。
中には去年の受賞作品が並べられていたり、お囃子の生演奏があったり。
そう言えば、幼い頃。
親に連れて行ってもらった阿波踊りで、生のねぶたを見たことを思い出しました。
まだ四国に橋がかかっていなかった時代のこと。
あのねぶたを運ぶだけでも大変なことだったでしょうね。
お昼は、館内にある「魚っ喰いの田」というお店で。
旨辛煮干しラーメンを頂きました。
「辛いですよ? 大丈夫ですか?」と念を押されましたが。
余裕の辛さでした。(※個人の感想です)
午後からは、三内丸山遺跡を観光しました。
この日の夜は弘前と決めていたので、日中は青森市内をじっくり観光です。
ここでも、ガイドさんに案内をして頂きました。
到着したときの時刻がちょうど良かったこともあったのですが。
やっぱりガイドさんにいろいろ教えて頂けると理解が違います。
中央に盛り上がっているところも、もともとそういう地形だったわけでなく。
縄文人がゴミを捨てる場所と決めて、何百年もかけて盛り上がっていたとか。
そういうことは、何も知らなければ素通りして終わりでしょう。
もともとの予定にはなく、たまたま選んだ観光地でしたが。
行ってみてとても興味深い場所でした。
本当は、この県立美術館に行きたかったのですが、残念ながら休館日。
なんでも、企画展の準備期間だったらしく、それがこの2日後。
「あおもり犬」という大きなオブジェを見てみたかった。
今回は御縁がなかったということで、またの機会に。
弘前への移動中、道の駅にも立ち寄りました。
写真はないけど、「なみおか アップルヒル」だったと思います。
元横綱の隆の里関の展示がありました。
弘前に到着しました。
ここにある「フォーク酒Barてふてふ」がこの日の目的地です。
自分の好きなシンガーがライブしたことで知ったこの店。
ふだんは、オープンマイクをしているそう、自分も歌いに行きました。
平日、木曜日ということもあり、最初は貸切状態。
お店のスタッフに向かって歌を披露(笑)
だけど、そのうちお客さんが現れて。
中には、初来店という方もいました。
話をすると、朝に参った善知鳥神社の関係者ということが判明。
間違いなく、導かれましたね。
コロナ禍、県外客は敬遠されるかと思いましたが、
そんなことは一切なくあたたかく受け入れてくださいました。
プレミアムのつく日本酒「田酒」も初めて頂き、超ご機嫌。
拙い歌ですが、たくさん歌わせて頂きました。
この日は残念ながら、走行計を撮り損ねてしまいました。
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