2022年7月14日木曜日

みちのく車旅7日目(青森〜弘前)

7日目は青森市内の散歩から始まりました。 

まず、善知鳥神社(うとうじんじゃ)から。

まず、善知鳥(うとう)って字が読めません。
龍神之水というのが有名なようです。

この神社の存在も、ここに来るまで知りませんでした。
たまたま近くにあったので、参ってみただけでした。
でも、ここに「神のお導き」を感じることがありました。
ただの偶然かも知れませんが、それはこの日の夜に訪れました。


善知鳥神社を後にして、「青い海公園」に行ってみました。

「青森ベイブリッジ」と呼ばれる橋。
かつて連絡船として活躍した八甲田丸。
「ふたり」と名付けられたモニュメントはなんだか不気味だった。
調べてみると「太宰治」の「思ひ出」に縁があり。
函館市にも同様の像があるらしいのだけど。
自分には両手の自由を奪われた…または人身御供のような印象…。
(※個人の感想です)


アスパムという物産館の裏では、ねぶたが作られていました。
無料ガイドをしてくれるというので、案内をして頂きました。


感染症対策ということで、基本的に中には入れませんでした。
でも、ビニル窓越しに中を除くことができるところがありました。
また、青森山田学園だけは中を開放していました。
幅9m,高さ5m、重量4tもの大きさのねぶた。
その年の上位4つ以外のねぶたは、祭りが終わると破壊するそう。
もったいないけど、その儚さが良いのかも知れない。
雇用も生まれるみたいだし、経済効果も大きいのでしょう。


青森駅には、青い森鉄道の車両が停まっていました。
天気が良くて、ベイブリッジを別角度からまたパシャリ。

せっかくなので、ワ・ラッセというねぶたの家も見学しました。



中には去年の受賞作品が並べられていたり、お囃子の生演奏があったり。


そう言えば、幼い頃。
親に連れて行ってもらった阿波踊りで、生のねぶたを見たことを思い出しました。
まだ四国に橋がかかっていなかった時代のこと。
あのねぶたを運ぶだけでも大変なことだったでしょうね。


お昼は、館内にある「魚っ喰いの田」というお店で。
旨辛煮干しラーメンを頂きました。
「辛いですよ? 大丈夫ですか?」と念を押されましたが。
余裕の辛さでした。(※個人の感想です)


午後からは、三内丸山遺跡を観光しました。
この日の夜は弘前と決めていたので、日中は青森市内をじっくり観光です。


ここでも、ガイドさんに案内をして頂きました。
到着したときの時刻がちょうど良かったこともあったのですが。
やっぱりガイドさんにいろいろ教えて頂けると理解が違います。
中央に盛り上がっているところも、もともとそういう地形だったわけでなく。
縄文人がゴミを捨てる場所と決めて、何百年もかけて盛り上がっていたとか。
そういうことは、何も知らなければ素通りして終わりでしょう。
もともとの予定にはなく、たまたま選んだ観光地でしたが。
行ってみてとても興味深い場所でした。


本当は、この県立美術館に行きたかったのですが、残念ながら休館日。
なんでも、企画展の準備期間だったらしく、それがこの2日後。
「あおもり犬」という大きなオブジェを見てみたかった。
今回は御縁がなかったということで、またの機会に。


弘前への移動中、道の駅にも立ち寄りました。
写真はないけど、「なみおか アップルヒル」だったと思います。
元横綱の隆の里関の展示がありました。


弘前に到着しました。
ここにある「フォーク酒Barてふてふ」がこの日の目的地です。
自分の好きなシンガーがライブしたことで知ったこの店。

ふだんは、オープンマイクをしているそう、自分も歌いに行きました。
平日、木曜日ということもあり、最初は貸切状態。
お店のスタッフに向かって歌を披露(笑)

だけど、そのうちお客さんが現れて。
中には、初来店という方もいました。

話をすると、朝に参った善知鳥神社の関係者ということが判明。
間違いなく、導かれましたね。

コロナ禍、県外客は敬遠されるかと思いましたが、
そんなことは一切なくあたたかく受け入れてくださいました。

プレミアムのつく日本酒「田酒」も初めて頂き、超ご機嫌。
拙い歌ですが、たくさん歌わせて頂きました。

この日は残念ながら、走行計を撮り損ねてしまいました。




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