2022年7月13日水曜日

みちのく車旅3日目(白石〜塩釜)

 みちのく車旅3日目です。

白石駅そばのビジネスホテルで目覚めた後、向かうは仙台市内。

ここに、古く高校時代からの友人がいます。

この友人とも会うのが12年ぶり。

年賀状やらSNSではずっと繋がっているので。

そこまでの久しぶり感はないけれど、リアルに会える喜び。

わけがあって、リアルに対面するには配慮が必要な友人。

出発前にPCR検査をして、陰性判定を受けての対面でした。

その後1週間以上経って、お互い元気なので。

ここでの対面は問題なかったということでしょう。

コンピューター関連に精通している友人。

コロナ禍は、それなりに大変だったものの。

オンラインでの仕事や対面という点では。

彼には良かった点も多かったと言います。

特に、去年から通信制の大学に入学して勉強中の彼。

彼は自分よりも2学年上になりますが、常に意欲的。

その活躍に大いに刺激を受けます。

今回の旅のテーマは「再会と偶然。気の赴くままに」

そう、初日に記しました。

さらに詳しくテーマを補足するならば。

「行きたいところには行けるうちに

会いたい人には会えるうちに

やりたいことはできるうちに」

ということになります。

表現の仕方が異なるために。

ここのブログには記していないのですが。

気の赴くままに、やりたいこともしてきました。

行きたいところに行って、会いたい人と会って。

素晴らしく充実した時間を過ごすことができました。

仙台の友人と話した後は、名取市に。

ここは初めて訪れたのですが、同行者の友人宅があります。

同行者にとっての再会も貴重な時間。

薪ストーブのある建てたばかりのお宅。

今度は薪ストーブが活躍する季節にお邪魔でしょうか。

そんなわけで、みちのく旅の前半は主に「再会」が目的。


ここから、車を塩竈市に向けて走らせます。
翌日は「松島」を観光しようと思い、塩釜に宿を取りました。
(基本的に、宿はなるべく安く泊まれるところ優先しました)

その途中にふと目にした「震災メモリアル公園」の看板。
そう、自分が最後に東北(仙台や福島)を訪れたのは2010年。
東日本大震災の前年の夏でした。
震災後、自分は一度も東北の地を訪れていませんでした。
行こうと思えば、いつでも行けたのに。
周りにはボランディアで行ってきた人もいたのに。

この度、久しぶりに東北を訪れることを決めたとき。
今更だけど、少しでも震災のことについて触れたいと思っていました。
なのでメモリアル公園の看板を見て、少し寄り道。
公園の先にある堤防にはたくさんの釣り人がいました。
そこには、平和な日常があり、震災の面影はありませんでした。


公園に戻ってみると、そこには「日和山」の文字が。
「日和山(ひよりやま)」と言えば、「日本一低い山」のはず。
でも、どこにもそんなことが記されていない。

気になって調べてみれば、ここは名取市閖上(ゆりあげ)の日和山。
日和山というところは、あちこちにあるようです。

で、「日本一低い山」の日和山は仙台市。
しかも、ここから塩釜までの通り道。

5月に日本一低い「自然の山」である弁天山(徳島県)に登って来た身としては。
ここは登らずにはいられない・・・。
本当は当初から計画に入れておきたい場所でしたが。
現地に行くまですっかり失念。
これはもう「呼ばれた」としか思えません。


そして、たどり着いた日本一低い日和山。
一度は大阪の天保山に日本一の座を奪われたものの。
件の震災の影響で標高が下がり、再び日本一になったとか。


看板の表記、どれ洒落が効いていて面白い。


ここも、釣り人がそこそこ来ていて、のどかでした。


そして、塩釜のホテルまで。
本日の走行、99.6km。総走行距離580.9km。




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